不用品の家賃

ファイナンシャルプランナーの不動産屋 NOBLE企画です。

もうすぐ年末ですので、大掃除や不用品の片付けなどをされる方も多いのではないでしょうか。要らないモノはすぐに捨てられる方と、「いつか使うかも」と思ってなかなか捨てられない方がいらっしゃると思いますが、皆さんはどちらでしょうか?

最近では、持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけを持つミニマリストのようなライフスタイルも注目されるようになりましたね。私もモノにはあまり執着がないので、そのような暮らしは憧れなのですが、なぜだか自宅はかなり雑然としています。

それでも、意識していることが一つあります。「要らないモノや使わないモノなどの不用品を置いておく場所にも家賃がかかっている」ということです。賃貸暮らしではない方も、もしも今のお部屋を賃貸で借りたら家賃がいくらかかるのか、その中で要らないモノが占めている分の家賃を考えてみてください。

私は大阪市内に住んでいます。大阪市内は家賃が高いです。以前、まるまる1部屋を不用品で占められていたことがありました。1部屋使えないので、残りの部屋で狭い思いをしながら、家族で生活をしていました。家賃で考えると月額○万円にもなる計算です!何ともったいないことをしていたのでしょう。

そのことに気づいてからは、不用品にかかる家賃を計算してみて、それでも残しておいた方がいいかどうかを考えるようになりました。

また、お部屋探しをする時に、収納にこだわるお客様は多いです。お気持ちはとてもよく分かります。けれど、その広い収納分にも家賃がかかっていることは、あまり意識されていないことが多いような気がします。ひょっとすると、広い収納のあるお部屋を探すよりも、モノそのものを減らした方がいい場合もあるかも知れませんね。

私も年末までに、この1年でたまった不用品を片付けようと思います!

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