副業のススメ

ファイナンシャルプランナーの不動産屋 NOBLE企画です。

数年前から副業がブーム(?)のようになり、大手企業でも副業を認める会社が出てきたことが話題になりましたね。実際に、会社員の方とお話をしていても、副業に興味のある方は多いと感じます。

昔の副業といったら、本業が終わった後の夜や休日に飲食店などでアルバイトするイメージでしたが、最近ではUber Eatsで配達員をしたり、ブログのアフィリエイトで稼いだり、自分のスキルをネット上で売ることもできます。サラリーマンの不動産投資も流行っていますね。とにかく選択肢が増えました。

社会の変化に対応してか、確定申告書の書式も令和2年分から、雑所得の区分に「業務」という欄が増えていました。それだけ、副業的な収入を得る人が増えたということでしょうね。

私は、会社員をしていた頃から、(独立開業を見据えた)副業をしていたのですが、個人事業として開業届を出し、青色申告をしていました。「毎年の決算書とか誰のために作っているんだろう?」と、ちょっと面倒くさく思うこともあったのですが、結果的に良かったこともありました。

一般的に言われている、青色申告なら最大65万円の特別控除が受けられるとか、損益通算ができる(したことないけど…)とかもそうですね。この辺りのことは、興味があれば調べてみてください。

私は、法人を立ち上げて、日本政策金融公庫から融資を受ける際、新規開業ではなく、個人事業時代のことを実績とみていただけ、金利も安くしていただくことができました。これはかなり嬉しかったです!

また、これは余談になりますが、住民税が特別徴収(会社から天引き)と普通徴収(自分で収める)の併用ができるということも、副業をしたことで知りました。住民税が給料から天引きされているのに、納付書が届いたので、最初は二重課税を疑いました(笑)

私は、収入源を一つに頼るのは正直怖く、複数の収入源がほしいと思っているので、副業というよりは「複業」の方が理想のイメージに合っています。今年から、家賃収入(不動産所得)も得られるようになったので、一歩理想に近づきました。

ずっと昔から続いている暇そうな(失礼しました!)不動産屋も、自分で物件を所有して、地主さんなどの物件の管理もして、時々仲介もするというパターンが多いと思います。これもある意味、最強の複業だなあと思っています。

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