女性が不動産業界で働くこと

ファイナンシャルプランナーの不動産屋 NOBLE企画です。

最近は、女性の不動産営業の方も増えてきたと思いますが、それでも不動産業界は圧倒的に男性社会です。賃貸仲介なら時々、売買仲介もたまーに、女性営業の方がいらっしゃるかどうかという感じでしょうか。会社のカラーによっても違いますよね。

住まいのことって、実際には女性の方がこだわりが強い場合が多いのに、不動産の営業は男性の方が多くて、もっと女性が増えたらいいのにとずっと思っていました。ノルマがあったり、土日も仕事であることが多く、働き方が大変だったり、そもそも女性が不動産業界で働くことにいいイメージがないのかも知れません。

お客さんの方も、若い男性の営業マンがいいという方もいらっしゃるでしょうし、性別や年齢は関係ないという方もいらっしゃると思います。けれど、女性に案内してほしい、女性に相談したいという声もお聞きします。もしも自分が相談するなら、子育て経験のある女性がいいです。自分と近い属性の方の方が、共感するポイントも多いと思うし、分かってもらえると思うからです。

先日、見に行った物件は、お部屋のスペースはものすごく狭いのですが、広いガレージがあり、室内からそのガレージが見えるようになっていました。車好きの方が自分の愛車を眺めながら暮らす家だそうです。正直、私にはこのお部屋の良さはさっぱり分かりませんが、刺さる人には刺さるそうです。

けれど、例えば、共働きでお子さんのいるご家族だったら、日中は管理人さんのいるマンションをおすすめしたいです。子どもが小さかった頃、管理人さんが子どもの自転車の練習を見てくれたり、悪いことをしたら叱ってくれたりと、とてもお世話になった経験があります。

こんな風に、女性の一人暮らしの場合、子どもがいるご家族の場合、歳を取ってからの住み替え、それぞれ住まいを選ぶ上で大切にしたいポイントは違ってきますよね。お客さんのニーズに合わせて、不動産会社も特徴を出していく時代なのかも知れません。

私の周りには、宅建の資格を持っている女性がたくさんいますが、実際にその資格を活用できている人は少ないです。もったいない!と思います。それって、今の不動産業界で活用できる場がないだけではないかなと思っています。その方たちの力を借りて、女性だけの不動産会社を作るのも楽しそう・・・などと妄想を膨らませています。

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