生命保険のこと

ファイナンシャルプランナーの不動産屋 NOBLE企画です。

ライフプランのご相談を受けていると生命保険のことでお悩みの方も多いです。私は、個人的には生命保険は最低限でいいと思っている派です。

小さいお子さんのいらっしゃるご家庭で、お子さんが成人するまでの間の必要額だけ、掛け捨てタイプの保険に入っておけば十分ではないかと思っています。我が家でも最低限しか入っていません。

若い独身の方でも、毎月高額な保険料を払っている方が時々いらっしゃいます。新入社員の時に訳も分からず加入させられて、そのまま放置していたなんて方も。個人的には、その分を貯蓄や投資に回しておいた方がいいのではないかと思います。(私は現金は最強だと思っています!)

皆さん共通しておっしゃるのが、病気やケガなどイザという時にいくらかかるか不安だということですが、日本では公的な社会保険制度が充実しています。誰もが何らかの健康保険に加入することが義務付けられていますし、医療費が高額になった時には、高額療養費制度があり、所得に応じて医療費の1ヶ月の自己負担の上限額が決められています。

また、会社員の方なら、傷病手当金や労災もあり、休職となっても生活の保障がされる制度が整っていますし、万が一のことがあっても遺族年金や障害年金などの制度もあります。

つまり、保険は公的な制度でまかなえない部分をカバーするという考えで十分ではないかと思うのです。CFPの勉強をしていた時に、実際に様々な社会保険額の計算をする問題があるのですが、本当に色々な制度が充実していることを改めて実感しました。

また、実際の体験では、祖母が入退院を繰り返していた時に、私が付き添って手続きをしていたのですが、病院で支払う窓口負担が想像以上に少なくて、日本の社会保障制度の手厚さを感じました。

このような公的な制度も考慮した上で、具体的な保険の提案をしていただけるFPがいらっしゃったら、とてもいいなあと思います。

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