ファイナンシャルプランナーの不動産屋 NOBLE企画です。
我が家には高校生と中学生の息子がいるので、教育費のことは、とても大きな関心事です。先日、「令和2年度学生生活調査(日本学生支援機構)」の速報結果が公表されました。大学生の学費や生活費についての調査です。私が気になったところを、簡単にご紹介したいと思います。
学費の平均
国立 約59万円
私立 約131万円
やっぱり私立は国立の倍以上の学費がかかります。私が大学生だった頃(約25年前)よりも学費はかなり上がっていると思います。初年度は入学金もかかるので、もっと準備が必要ですね。
生活費の平均
自宅 約38万円
下宿・アパート 約110万円
下宿やアパートなどの自宅外の場合は、食費や住居費が大きいようです。生活費も「東京圏>京阪神>その他」となっているので、親としては、ぜひ、自宅から通える大学に行ってほしいです。
奨学金の受給者の割合
国立 42.3%
私立 50.8%
約半数の人が奨学金を借りているんですね。思っていたよりも多くて驚きました。奨学金を借りるのも、卒業後返していくのも学生本人です。
そして、これは令和2年の調査結果なのですが、前回までの調査よりも、部活動やサークル活動、アルバイトなどの時間は減っており、大学の授業の予習・復習、課題などの時間は増えたようでした。コロナの影響でしょうね。
また、この調査は大学生への調査ですが、教育費は中学生くらいから、塾やら何やらかかるようになってきますよね。大阪市では塾代助成制度というのもあり、塾や習い事に月1万円までの助成があります。(所得制限あり)もちろん我が家もありがたく使わせていただいています。けれど、本格的に塾に通うと、月1万円では全く足りません。そして息子たちからは「そろそろ塾にも行きたい」という雰囲気も感じています。(今のところスルーしていますが…)
奨学金については、2020年4月より新しい制度もスタートしていますので、また別記事で紹介するつもりです。これからの日本を創っていく未来ある若者が、自由に学べる社会であってほしいと願っています。
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