ファイナンシャルプランナーの不動産屋 NOBLE企画です。
大阪では、賃貸で高級マンションというと、分譲マンションの賃貸である場合が多いです。高級仕様の賃貸用マンションというのもなくはないですが、数は少ないと思います。もちろん住む人の所得が大きく関わりますので、地域によるのだと思いますが。
そもそも高級マンションというと定義も曖昧ですが、築浅の分譲マンション並みの設備が充実しているというイメージでしょうか。共用部でいうと、コンシェルジュがいる、スカイラウンジやゲストルーム、ジムや温泉のあるマンションなどは、高級といっていいでしょうね。個人的には、各階に24時間のゴミステーションのある物件に憧れます。
ただし、分譲マンションの場合は、部屋ごとに所有者が違いますので、同じマンションであっても賃貸条件が全く違う場合も珍しくありません。特に設備関係は、故障などのトラブルが起きた時に、どこまで貸主が修理をしてくれるのかを確認しておいてくださいね。契約書に「貸主の設備保証なし」などと書かれている場合は、修理費用は借主が負担することになります。
また、よくあるケースは、所有者が転勤などで一時的に使用しない間だけ賃貸に出すというもので、その場合は「定期借家契約」という契約になっています。定期借家契約というのは、契約期間があらかじめ定められていて、更新のない契約のことです。もちろん、貸主と借主が合意をすれば、再契約をすることは可能です。
それに対して「普通借家契約」というのは、契約期間があっても更新が可能です。借主が退去したいと思った場合は通知を出せば解約できますし、住み続けたいと思えば、基本的にずっと住み続けることが可能です。
一方で、貸主が退去してほしいと思っても、解約するには「正当事由」が必要となり、簡単にはできません。賃貸では「借主の権利が強い」と言われることがあるのですが、このように借主保護が原則になっているんですね。
そのような事情もあり、定期借家契約の場合は、相場よりも少し安い賃料の場合もありますので、予算に余裕のある方は、ぜひ高級マンションに住んでみてください。弊社でもご紹介可能です（笑）
私が今までで一番スゴイ！と思ったお部屋は、大阪城が見下ろせるタワーマンション上層階のお部屋です。自分では絶対に住むことのできないお部屋に入ることができるのは、不動産屋のちょっとしたメリットですね。
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