ファイナンシャルプランナーの不動産屋 NOBLE企画です。
子どもへのお金の教育について知りたいというリクエストをいただきました。ありがとうございます。
最初は、何か役に立ちそうな教材や本などをご紹介しようかとも考えたのですが、まずは私の実践してきたことからお伝えしようと思います。というのも、子どもにお金の話を正しく知ってもらうには、一度や二度話を聞いたり、本を読んだりすることよりも、日頃から繰り返し伝えることの方が大切だし、その方が身につくと私の経験から感じているからです。
そして、そのためには、大人がお金のことについて、よく知っている必要があります。自分が心から納得していないことは、子どもに伝えることは難しいですよね。
私は、子どもが小学生の頃から、意識してお金の話をするようにしてきました。子どもたちは、私がどのくらい稼いでいるのか、生活費は何にどのくらいかかるのかも知っています。(あえて紙の家計簿をつけて、オープンにしています)
もちろん最初からそうだった訳ではありません。水や電気は無料だと思っていたし、キャッシュカードやクレジットカードは魔法のカードだと思っていました(笑)
これはマズイと思って、私自身もファイナンシャルプランナーの資格を取るために、お金の勉強をしていたということもあり、次のようなことを少しずつ実践していきました。
・日常の会話の中に、お金に関する話題を組み込む。
例えば、
「なぜ買い物したら消費税がかかるのか?」
「水道代や電気代はどのように支払っているのか?」
「学校はタダで通えるのに、どうして塾は高いのか?」
「ネットでポチして買い物しても、ちゃんと代金を払っている」
「家は借りて住んでいる人と、買って住んでいる人がいる。人に貸して収入を得ている人もいる」
などです。
他には、次のようなこともしていました。
・お年玉をもらったら、一緒に銀行口座を作って預けに行く。(親が勝手に貯金しない)
・株主優待の品物が届いた時には、株の話をする。(子どもが興味を持ちそうな株を買う)
・海外旅行のニュースを見た時には、為替の話をする。
・夏休みに日本銀行や造幣局、証券取引所などに見学に行く。
ちなみに、お小遣いは小学生の間は、学年×100円にしていました。
金額云々よりも、自分なりにお金を管理する習慣を身につけてもらいたかったので、お小遣い帳もつけさせました。(中学生の息子は今でもお小遣い帳をつけています!)
自分の実践してきたことを改めて振り返るのは面白いですね。もう少しまとめられるような気がしてきました。
中学生・高校生編も、また書いてみたいと思います。
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