自転車保険のこと

ファイナンシャルプランナーの不動産屋 NOBLE企画です。

普段の移動に自転車を利用されている方も多いと思いますが、自転車保険には入っていますか?自転車保険は、条例により加入を義務化されている自治体もあり、大阪府では平成28年から義務化されています。

一時期、自転車事故の高額な賠償金がニュースとなったこともあり、我が家でも、子どもが小学生になって自転車に乗るようになった頃から加入しています。

この自転車保険ですが、保障は大きく2つに分かれます。1つは自分のケガなどに備える保障、もう1つは相手の賠償に備える保障です。このうち2つ目の、相手を死傷させてしまった場合や相手のモノに損害を与えてしまった場合などに備える「個人賠償責任保険」が自転車保険の中でも義務化の対象となっている部分です。

この個人賠償責任保険は、自動車保険や火災保険、傷害保険などに特約として加入している場合も多く、自転車事故に限らず、日常生活における偶然な事故で他人にケガをさせたり、他人のモノを壊したりしたことで、法律上の賠償責任を負った場合に幅広く保障される保険です。

また、家族のうち誰か1人が加入すれば、家族全員が保障の対象となります。自動車保険や火災保険などに加入されている方は、重複して加入しているケースもありますので、一度確認してみた方が良いかも知れません。

我が家の場合は、車は所有しておらず、加入している火災保険には個人賠責を付けることができなかったので、クレジットカードの付帯保険として加入しています。ちなみに保険料は月額200円以下とかなりお安く、1億円の保障がついています。

このように、クレジットカードの中には、オプションとして個人賠責に加入できるものもありますので、自転車を利用しているけれど、自転車保険や個人賠償責任保険に入っていないという場合は、検討してみると良いと思います。

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