年末調整のこと

ファイナンシャルプランナーの不動産屋 NOBLE企画です。

税務署から会社に年末調整の関係書類が届きました。中を開けてみるとすごい書類の量です。ちょっと読む気が起こらなかったので、とりあえず、一旦封筒にしまっておきました(笑)

20代の会社勤めをしていた頃は、会社が年末調整を行ってくれるので、自分で内容などは全く理解しておらず、税金を払っているという意識も低かったです。節約意識はありましたが、お金のリテラシーは全くなかったです。

その後、個人事業で飲食店を始めた時に、従業員さんを雇っていたので、源泉徴収や年末調整をする必要があり、説明会を聞きに行ったりしながら、なんとかやりました。あわせて、決算や確定申告も、税理士さんに依頼せずに勉強しながらやりました。大変でしたが、なんとなく所得税の仕組みを理解することができ、その時の経験があったので、CFP試験を受験した時に、タックス分野の勉強は苦労せずにできたと思います。

そして、また会社勤めに戻ったのですが、そこは小さな会社で、ちゃんとした担当者がいなかったせいか、年末調整を間違えられることが何度もあり、信用できなくて自分で確定申告をするようになりました。その後に勤めた別の会社でも、年末調整を間違えられたのですが、みんな気づいていないだけで、間違いってよくあることなのでしょうか?

会社が年末調整をしてくれると「還付があって嬉しいな」くらいしか思わないのですが、自分で確定申告をすると、以前の記事でも書きましたが、早生まれの子が高校1年生の時には扶養控除が受けられないことに気づいたり、iDeCoやふるさと納税の効果なども目に見えるし、自分がいくら納税しているのかを意識します。

会社勤めの方でも、給料が2千万円を超える人や副業の所得が20万円を超える人、住宅ローン控除を初めて利用する人などは確定申告が必要ですね。そういえば、私が初めて確定申告をしたのは、出産時に医療費控除を受けるために申告した時でした。

今回届いたのは、年末調整の書類ですが、今は従業員もいないので、なんとかなると思います。どちらかと言うと、今年は個人の事業所得と不動産所得があるので、そちらの申告の方が大変になりそうです。早めに手を付けたいと思います。

マンション購入から賃貸のちょっとした疑問や質問から、住まいにかかるお金のご相談やライフプラン診断、具体的な住まいのご提案まで、お気軽にこちらからお問合せください。