ファイナンシャルプランナーの不動産屋 NOBLE企画です。
子どもとお金の話の中高生編です。
小学生編では、私は息子たちが小学生の頃から、意識してお金の話をするようにしてきたとお伝えしました。日頃から繰り返し伝える方が、身につくと感じているからです。今、上の子は高校生、下の子は中学生ですが、子どもたちが中高生になっても、基本的には変わりません。
ただ、中高生になると、自分で自分の進路や人生を考える機会も増えますので、それにあわせて自分自身でもお金のことを考えてもらうようにしました。
具体的には次のようなことです。
教育費のこと
中学2年生くらいになると、なんとなく進路を考え始めると思います。塾に行くのか、高校はどうするのか、大学には進学するのか。国公立の場合、私立の場合、一人暮らしをした場合などの費用についても話をしているところです。
上の子は、高校受験のために半年間、塾に通いましたが、そもそも塾に行くのかどうか、行くならどこの塾に行くのか、費用と目標をしっかり話し合いました。事前に話し合ったことで、本人の勉強に対する本気度も上がったのではないかと思います。
アルバイトについて
高校生になったらアルバイトができるようになるので、実際にはどのくらい稼げるのか、100万円を稼ぐのにどのくらい働く必要があるのか、などをワクワクしながら一緒に計算しました。上の子は高校生になっても結局アルバイトはしていませんが…
証券口座
子ども名義の証券会社の口座も作りました。村上財団が投資費用を支援してくれるプロジェクトがあり、それに応募して、1年間投資体験もさせていただきました。(今もやっているのでしょうか?)現在は特に何もしていませんが、いい経験になったと思います。社会人になったら、投資信託の積立を勧めるつもりです。ジュニアNISAの口座もありますが、こちらは私が管理しています。
ネット銀行
高校生の息子はお小遣いは、ネット銀行へ振込にしています。月に2回までは手数料無料でコンビニATMで引き出しができます。一度、ATMを月に3回利用してしまい、手数料がかかってしまったことがあるそうで、それ以来、計画的に利用しているようです。
スマホ決済
利用できる店舗が多いので、スマホ決済はPayPayを利用しています。ポイントがたまるのとスマホだけで出かけられるので気に入っているようです。お昼代やお小遣いの一部などをPayPayで渡しています。
職業体験
上の息子は中学の職業体験で銀行に行きました。「お店とかはアルバイトでも経験できるかも知れないけれど、銀行の中はなかなか入れないよ」と勧めてみました。3日間ほどお世話になったようですが、面白かったそうです。
その他にも、子ども用のお金の本を何冊か購入し、読むように勧めてみたりもしました。ただ、うちの息子たちは本を読まないので(国語が苦手)、こちらは失敗しました。
また、面白いのは、同じように伝えているつもりですが、兄弟でも捉え方が違うことです。
兄の高校生の方は、普段のお金の管理もざっくりしているし、少し株の取り引きもしてみたこともあるのですが、あまり興味が持てない様子でした。
ですが、「社会人になったら収入は全部使ってはいけない」「銀行に預けていても増えないので何らかの投資は必要だ」「働くようになったらしっかり稼いで税金も納めたい」「お金がないのにクレジットカードで買い物してはいけない」くらいは理解しているようですので、まあOKと思っています。
弟の中学生の方は、今でもお小遣い帳をつけたり、ポイントを貯めたりするなど、細かいです。高校生になったらアルバイトでいくら稼げるかを計算して夢が膨らんでいるようです。株や不動産にも興味を持っていて、私の後を継いでくれるのはこの子かも(笑)
このような話を、日常から中高生の子どもたちとはしています。参考になるようなことはありましたでしょうか?
「うちはこのようにしている」というような話があれば、ぜひお聞かせくださいね!お待ちしております。
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