起業・会社設立のあれこれ②

ファイナンシャルプランナーの不動産屋 NOBLE企画です。

起業や会社設立についてのお話の続き②です。

3月初旬  事務所の内見
4月初旬  事務所の契約開始
5月末   会社を退職 
6月中旬  法人設立、1週間ほどで登記完了、税務署等へ届出、銀行口座開設
6月下旬  融資面談
8月上旬  営業開始、社会保険新規適用届

退職時の社会保険

会社を退職した場合、年金は国民年金(1号または3号)になります。健康保険は、国民健康保険に加入する、任意継続にする、家族の扶養に入るという選択があります。

私は扶養に入れてもらえる家族はいないので、保険料を比較して任意継続にしました。役所の窓口に行くと国民健康保険の金額を教えてくれるそうです。任意継続の場合は、これまで支払っていた自己負担分と会社が負担してくれていた分を払うことになるので、保険料はこれまでの2倍になります。

また、任意継続にする場合は、「退職までに継続して2ヶ月以上の被保険者期間があること」と「退職後20日以内に申請すること」が必要です。ご注意ください!

法人登記

会社を設立するには、法務局に法人登記をします。ネットで「会社設立」とか「法人登記」とか調べると、情報がたくさん出てきます。一番簡単なのは、司法書士の先生に依頼することですが、費用が一番高いです。かといって、自分で書類作成をするのは大変そうだし、定款印紙代(4万円)もかかるらしい。手数料無料とうたっているところは税理士との顧問契約が条件だったりするらしい…。

ということで、結局、私は1万円弱で登記に必要な書類作成をしてくれる業者さんにお願いしました。必要な項目(会社名や事業目的、資本金など)を入力すると、定款と法務局に提出する書類を作成してもらえ、近くに同じ名前の会社がないかどうかも調べていただけます。あとは、印鑑を作成して、資本金を自分の口座へ入金して、公証役場(初めて行きました)へ定款認証をしてもらいに行って、法務局に書類を提出するだけで簡単にできました。(すべて細かく指示していただけたので全く問題ありませんでした!)

ちなみに、法務局で支払う登録免許税ですが、株式会社では15万円、合同会社は6万円かかります。これが「特定創業支援等事業証明書」を受けられると半額になります!指定の創業セミナーや相談などを受けたら証明書を発行してもらえるようです。私も利用しましたが、起業に関する相談もできて、登録免許税も安くなって、一石二鳥です。
大阪市の情報はこちらです。ご自身の自治体でも探してみてくださいね。

計算してみたら、私の法人設立に関する費用は、合計で14万円弱でした。
そして、登記の申請をしてから、登記完了するまでに1週間程度かかります。特に書類の不備等がない限り連絡はないとのこと。会社の設立日は申請日(書類提出日)になります。
私は6月10日、大安の日にしました(笑)

次回に続きます。

マンション購入から賃貸のちょっとした疑問や質問から、住まいにかかるお金のご相談やライフプラン診断、具体的な住まいのご提案まで、お気軽にこちらからお問合せください。