不動産業界の歩み

ファイナンシャルプランナーの不動産屋 NOBLE企画です。

今日は、私のこれまでの不動産業界の歩みをまとめてみたいと思います。「不動産業界は長いんですか?」と、よく聞かれるのですが、私が不動産業界に入ったのは30代後半からで、人よりも遅く、変わった経験もしてきました。

最初に勤めたのは不動産賃貸業(オーナー)の会社でした。いわゆる大家さんで自社物件を多数持っており、その管理をする仕事でした。といっても物件にはそれぞれ管理会社が入っていたので、管理会社の管理をするイメージでした。それまで不動産業界は全くの未経験だったのですが、賃料収入っていいなあと思いました。いつか自分の物件を持ちたいと思ったのもその頃です。

また、その会社はどんどん規模拡大をしていたので、近畿だけでなく地方の物件を購入したり、競売や公売で物件を購入したりと、初めてのことがたくさんありました。家賃滞納者には、自分たちで調べながら調停や裁判の申し立てをしたこともありますし、民泊も流行り始めの頃にいち早く始めました。当時は大変でしたが、今思うと、面白い経験をたくさんさせていただきました。在職中に宅建の資格も取りました。

その次は、賃貸仲介会社でアルバイトをしました。せっかく取った宅建の資格を活かしたかったので、重説(重要事項説明)を読むというアルバイトをしました。ただ重説を読むだけでなく、重説を作らせてもらったり、営業さんの案内に付き沿ったり、物件に行って広告用の写真を撮ってサイトに掲載したりと、面白かったです。

不動産オーナー会社に勤めていた時は、所有しているお部屋をお客さんに紹介してもらうために、仲介会社に物件資料を持っていく、いわゆる業者周りをしていましたが、それはあまり意味がないことを知りました。(あくまで大阪中心部の話ですが…)立場が変われば見え方が変わって、いい経験になりました。

最後に、売買仲介会社に勤めました。いつかは独立したいという思いがあったので、売買仲介を経験したいと思っていました。勤めたのは地域密着系の会社でしたので、売買仲介だけでなく、賃貸仲介や賃貸管理などもしていましたし、自社物件もあり、建売や買取再販などもしていました。不動産の仕事とひと言で言っても様々なものがありますが、かなり幅広く経験させていただいたと思います。

以上が私の不動産業界の歩みになります。私の不動産業界のスタートは人よりも遅買ったこと、また女性であることから、不動産業界にどっぷりと浸かるわけでもなく、客観的な視点で業界を見てきたと思います。

グレーなことや一般常識から外れたおかしなことが多い業界だからこそ、まっとうな会社をやりたいと思って自分で始めました。どうぞ、応援よろしくお願いします!

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